リトアニアのキッズアニメーション

一週間前の話だが、キッズプラザ大阪「リトアニアのキッズアニメーション」なるものを観てきた。別に子持ちでもないいい歳したおっさんが、こういった場に出かけるのは色々と気まずい……。

バルト三国で言えば、エストニアなんかはそこそこ名の知れたアニメーションのスタジオもあるし、作風も結構えげつなくて、日本でもわりと優遇されている。ラトビアリトアニアにも有名な作品があるのかどうか気になるところ。今回のリトアニアのプログラムにしても、子供(8〜16歳くらい、と言ってたかな?)制作の作品なので、あまり期待はせずに鑑賞。

まあ、技術や画力は拙いものの、そこそこに楽しんだ。基本的には数十秒から一分程度のショート・コントの連発で、ちょっとした思い付きを素直に絵にした感じ。唐突に変なことが起こり、唐突に話が終わり、オチがあるんだかないんだか……良くいえばバリー・ユアグロー風で、悪くいえば子供の2コママンガ?
魚釣りをしていたら、デカイ魚に丸呑みされて終わり。頭をうった鶏たちが縦隊で製肉工場に突撃。穴掘り名人が地球の反対側まで掘り進めて、そのまま宇宙の果てまで落下(引力は?w)。こういったブラック・ジョークが子供特有の発想法からきているのか、東欧諸国(まあ、リトアニアを東欧とは呼ばないと思うけど)に特有のアイロニーな嗜好からきているのか、どんなもんだろう。
こういったアニメーションを子供が画面に熱中して観てるかというと、そのようなことはなく、若干名を除いて皆ふらふらして騒いでたな(笑)。