池澤夏樹編 世界文学全集

《第1期》
1 ジャック・ケルアックオン・ザ・ロード』★★★★
2 マリオ・バルガス=リョサ『楽園への道』
3 ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』★★★★☆
4 マルグリット・デュラス『太平洋の防波堤』
  〃『愛人 ラマン』
  フランソワーズ・サガン『悲しみよ、こんにちは』
5 ミハイル・ブルガーコフ『巨匠とマルガリータ』★★★★☆
6 残雪『暗夜』★★★★★
  パオ・ニン『戦争の悲しみ』★★★☆
7 E・M・フォースター『ハワーズ・エンド
8 イサク・ディネセン『アフリカの日々』★★★★★
  エイモス・チュツオーラ『やし酒飲み』★★★★☆
9 ウィリアム・フォークナーアブサロム、アブサロム!
10 ポール・ニザン『アデン・アラビア』★★
  ジャン・ルイオー『名誉の戦場』★★★
11 J・M・クッツェー『鉄の時代』★★★☆
12 エルサ・モランテ『アルトゥーロの島』
  ナタリア・ギンズブルグ『モンテ・フェルロの丘の家』
《第2期》
1 ヴァージニア・ウルフ灯台へ
  ジーン・リース『サルガッソーの広い海』
2 フランツ・カフカ『失踪者』
  クリスタ・ヴォルフ『カッサンドラ』
3 ミルチャ・エリアーデ『マイトレイ』★★★★
  アルベルト・モラヴィア『軽蔑』★★★★
4 メアリー・マッカーシーアメリカの島』
5 ジョン・アップダイク『クーデタ』
6 ダニロ・キシュ『庭、灰』
  イタロ・カルヴィーノ『見えない都市』★★★★★
7 イザベル・アジェンデ『精霊たちの家』
8 ブルース・チャトウィンパタゴニア
  カルロス・フェンテス『老いぼれグリンゴ
9 ミシェル・トゥルニエ『フライデーあるいは太平洋の冥界』★★★
  J・M・G・ル・クレジオ『黄金探索者』
10 ウラジミール・ナボコフ『賜物』
11 トマス・ピンチョン『ヴァインランド』
12 ギュンター・グラスブリキの太鼓
《第3期》
1 ボフミル・フラバル『私は英国王に給仕した』
2 リシャルト・カプシチンスキ『黒檀』
3 ジョゼフ・コンラッド『ロード・ジム』
4 石牟礼道子苦海浄土 わが水俣病
  〃『苦海浄土第二部 神々の村』
  〃『苦海浄土第三部 天の魚』
5 短篇集1
6 短篇集2

今まで漠然と読んでいた、この全集。多くの素晴らしい作品に出会ってきたが、『アフリカの日々』(読み途中)を読んでいたら、興奮して眠れなくなってしまった。別に興奮とかそういう本じゃないのだけど。池澤夏樹が全集のテーマに掲げている「旅」「移動」に関する本がツボなら、もうちょっと紀行文学とかも漁ってみようかしらん。紀行文学じゃなくて小説だけど、ジョルジェ・アマードという作家がやたら気になります。(090912)